異なるソーシャルメディアでの総フォロワー数など、マーケティングレポートに複合的なデータを表示したいと思ったことはありませんか?ここでは、PPCやソーシャルメディアの管理者がマーケティングレポートでデータブレンディングを利用する7つの方法をご紹介します。
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データブレンディングとは、複数のソースからの情報を組み合わせるプロセスを表す業界用語です。データをより深く理解し、意思決定プロセスを改善するためのものです。
データブレンディングの前提は、複数のソースからのデータ分析を単一のフォーマットで表現することです。複数のビジュアルを用意するのではなく、3つのソースのデータを組み合わせたビジュアルを用意します。
3つのソースからのデータを組み合わせたビジュアルを1つだけ追加することができます。この仕組みは、ユーザーが異なるソースからのメトリクス(インプレッション数+インプレッション数、クリック数+クリック数など)を加算してカスタムメトリクスを作成するというものです。
Whatagraphのデータブレンド機能は複数のマーケティングチャネル、複数のキャンペーン、複数の広告セット、さらには複数のクライアントアカウントのデータを組み合わせることができます。これは、パフォーマンスの全体像を把握する必要がある場合に非常に有効です。
複数の広告キャンペーンを同時に実施している場合、そのパフォーマンスを計測すると非常に煩雑な作業を想定されるのではないでしょうか。すべてのチャネルでの広告のパフォーマンスを瞬時に把握したいと考えている広告担当者にとって、データブレンドは非常に有益です。
例:Facebook、Instagram、Googleで広告が受けた総インプレッション数と総リーチ数を合わせて表示。
例:Google AdsとFacebook Adsを合わせたマーケティング予算の総額を表示。
チャートウィジェットを入れて、各チャネルのコストを可視化する。
ベンチマークラインを使えば、予想されるコストを超えたか下回ったかがわかります。そして、次のキャンペーンに向けて、PPC予算を調整します。
例:Google広告とFacebook広告を合わせたキャンペーンのクリック数を表示します。チャネルごとのパフォーマンスを確認するために、マルチソースリストウィジェットを含める。
例:マルチソースファネルウィジェットを使用して、すべてのPPCチャネル上の広告から人々がどのようにコンバージョンしているかを表示します。
ブレンドされたデータを活用することで、ソーシャルメディアのフォロワー数の増加や、プラットフォーム間のエンゲージメントの比較などを迅速に可視化することができます。
例:ブレンドされたデータを活用すれば、すべてのソーシャルメディアプラットフォームのフォロワー数を簡単に集計することができます。前の期間と比較して、増加がプラスかマイナスかを確認することができます。
例:すべてのソーシャルメディアプラットフォームで何件の新規投稿がされたかを表示します。選択した日付の範囲内で、チャンネルごとにトップパフォーマーを表示することが可能です。
例:ファネルのさまざまな段階で、どれだけのユーザーがコンテンツに関わったかを表示します。合計投稿数のウィジェットを入れて、パフォーマンスをより理解できるようにします。
データブレンディングは、パフォーマンスに関する実用的な洞察を素早く得るための非常に簡単な方法です。膨大な数のグラフィックやレポートに埋もれることなく。可能性は無限大で、今後もこの機能をさらに柔軟に追加していく予定です。
※本記事は、「7 Ways to Use Data Blending」を翻訳・加筆修正したものです。